1-2 CLO 利点と活用事例を学ぶ


学習概要

この章では、CLOについて、CLOの利点と活用事例について学びます。

学習内容

・CLOを理解する
・CLOの利点と活用事例を学ぶ

CLOとは

CLOとは、CLO Virtual Fashion Inc.が提供しているアパレル向けの3DCADツールです。2Dのパターン(洋服の型紙)をもとに、パソコンの画面内で、3Dモデルデータへの着装シミュレーションを行うことができ、トワルやサンプルなど物理的に作成することなく洋服のシルエットや着装感を確認することが可能です。


画像4また着装シミュレーションを通じて、作成した洋服の3Dモデルをエクスポートすることでキャラクターの3DCG衣装として、ゲームやVRなどに使用することもできます。

CLOの利点

生産率の向上

CLOを使用することによって、2Dパターンや、色、テクスチャや生地の物性情報などの変更が即座にシミュレートされるので、完成までのサンプル作成時間を短縮することが可能です。

公式サイトによると、洋服のサンプル作成のリードタイムが「37日間」→ 「27時間」にまで短縮可能と記載されています。

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出典:SLASH YOUR LEAD TIMES (copyright CLO Virtual Fashion Inc.)

アパレルCADとのデータ互換性

CLO内で、パターンデータが作成可能なのはもちろんのこと、現在アパレル業界で使われているアパレル用のCADデータ(東レが提供している「パターンマジックⅡ」など)とも互換性があります。互換性のある拡張子を用いることで、パターンを引くところまでは既存のアパレルCAD、3Dでの着装はCLOのように柔軟なワークフローの構築が可能です。

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出典:パターンマジックⅡ (© 2019 TORAY Advanced Computer Solution, INC.)

3Dデータとしての活用

CLOでは、着装のシミュレーション用に作成したモデルデータを、CGデータとして、BlenderやMAYA, Cinema4DなどのCG作成用のツールやUnityなどのゲームエンジンへエクスポートすることができます。

パターンデータを3DCGデータ化することで、ヴァーチャルインフルエンサーやVTuberの衣装としての利用も可能になり、既存のパターンデータを新たな資産として活用することができます。

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💡作業チェック
・CLOについて理解した
・CLOの利点と活用事例を学べた

👉要点チェック
・CLOは3DCADツールであり、パソコン上でパターンデータをもとに3Dモデルへの装着シミュレーションができる
・CLOを使う利点
①洋服サンプル作成のリードタイムが大幅短縮でき、生産率が向上する
②アパレルCADデータと互換性があり、3Dモデル装着するワークフローが構築できる
③CGツールやゲームエンジンで使用でき、VRやARなどのデジタルファッションとしての活用ができる

🏆お疲れさまです!🏆

CLOとは 利点と活用事例を学ぶ はここまでです。
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Writer:awai(https://twitter.com/awai_afr
Editer:Chujo(https://twitter.com/chujo_p

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